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島田荘司手がける御手洗シリーズ「屋上の道化たち」は最高にミステリアスな作品でした


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どうも、最近ミステリー小説にはまってしまったよつぶです。

まだまだミステリー小説が何たるかを分かってはいませんが、最近面白い小説を読んでしまったので紹介しようと思います。

 

 

もう完全にタイトルとカバー写真に惹かれました。なんかこうゆうちょっと不気味で気味の悪い悪い感じが大好きなんですよね。ピエロとか昔は怖かったけど今は大好きです。

 

そして調べてみたら著者の島田荘司さんは結構有名らしく、似たようなシリーズがたくさん出ているらしいです。

 

本の中に出てくる探偵の「御手洗」って人が主演の「御手洗シリーズ」がたくさんあって、この本は50作目に当たるそうです。

 

似てるとこだと「名探偵コナン」や「シャーロックホームズ」的な感じですね!もちろん他のシリーズは知らなくても全然楽しめました!でも他にもシリーズあるなら気になるので今度読んでみようと思います。

 

 

 

あらすじ

舞台は90年代の日本で、行くと死ぬ気がない人が飛び降りてしまう呪いの屋上がある銀行を中心に描かれています。

 

本書では呪いの屋上に深く関係のある登場人物たちの視点でストーリーが展開していき、謎の解明が不可能かと思われた瞬間に名探偵「御手洗」が登場します。

 

「御手洗」の推理や行動は素晴らしく、ただただかっこいいと言うしかありません。名探偵が出てるくまでに、たくさんのヒントが隠されているので、作者から読者への挑戦とも伺える内容となっていて非常にワクワクします。

 

 

感想 

一言で言うと「めっちゃ面白かった!」です。笑

やっぱりこの少しずつ少しずつ面白さが増していき、最後には面白さが爆発するというミステリー小説の特徴はクセになりますね。読んでいくうちにどんどんストーリーの中に引き込まれていきました。

 

そして、様々なシーンで現れる「金銭欲」、「性欲」、「結婚欲」などの"人間の欲"が斬新かつリアルに描かれていて、今の日本社会のマイナスな部分を象徴しているかのようでした。

 

そんな個性のあるキャラクター達を見ていると、「自分はこうなってはいけない」などのある種の戒め的な感覚になりました。

 

そういう面で考えてみると、ただ面白いだけでなく、同時に社会勉強もできるような内容の本だと思います。

 

 

まとめ

子供の頃はファンタジー系の小説が大好きだったんですが、大人になって色々なジャンルを読み始めるとミステリー小説の魅力が最近じわじわとわかってきました。

 

そして改めて小説は面白いだけでなく勉強にもなると実感しました。

 

一般的に成長したい人はビジネス本や自己啓発本に行きがちですが、小説もまたある種の成長につながると僕は思っています。

 

小説の中のストーリーは今まで自分が知らない世界であり、新しい発見もたくさんあります。そうゆう新しい出会いができるのも小説の魅力であるので、今後もどんどん小説を読んでいきたいと思います。

 

 

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