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民泊とは?最近ニュースで話題になっている民泊について簡単にわかりやすくまとめてみました。


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どうも最近会社のエアコンにやられて鼻が死んでるよつぶです。

温度やホコリ等の外的要因に弱いって辛いですね。

 

そいえば東京オリンピックも近くなってきたのもあり、最近よくニュースで民泊という言葉を聞きますよね。でも実は民泊について知らない人も多いのかな?なんて思ってる僕も実は知らなかったので調べてみました。

 

今回はそんな「民泊とは?」と調べている人用に、民泊について色々と説明していこうと思います。

 

 

民泊の種類

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民泊とは、その名の通り、民の家に泊まると書きますので、人の家に泊まる事です。そのスタイルは大きく分けて2つあります。

 

無料民泊

1つ目の民泊のスタイルは無料で一般の家庭に泊まるスタイルです。民泊という言葉は最近ニュースとかでよく取り上げられ始めましたが、実は昔から使われていて、主に友達や親戚を無料で家に泊める事を指していました。

 

現代ではインターネットが普及した分、外国人旅行者を無料で泊めてあげて国際交流ををしたり、友達を増やしたりしている人が増えてきてます。

 

その他にも地方の自治体なんかでは、観光客増加や移住者増加を目的として、無料民泊込みの田舎体験ツアーなんかも積極的に行っている所も増えてきています。

 

こんな感じで無料の民泊は昔に比べて色々な人を泊めるスタイルに変化してきているんですね。

 

有料民泊

 2つ目の民泊のスタイルはお金を取って他人を泊まらせる有料のスタイルです。最近ニュースなんかでよく取り上げられているのはこのタイプですね!

 

田舎体験ツアーにふくまれている民泊なんかは無料はもちろんありますが、実は有料の所の方が多いんです。自治体も今はそんなにお金持ちじゃないからしょうがないですね。それでも色々体験できるし、コスパもホテルなんかよりは全然良いそうです。

 

最近では個人が自分の家の空き部屋を貸し出したりするのが田舎だけでなく、都市部なんかでも広がりを見せています。

 

海外では一昔前から既に人気のあったタイプで、ホームステイは正にこれですね。日本でホームステイってのはあまり聞きませんよね。外国ではそれ以外にも、旅行中に自分の部屋や家を貸し出したり、小遣い稼ぎに自分の家の空き部屋を貸し出したりするのは結構前から流行っています。

 

そして個人ばかりでなく、企業が民泊に参入している例も増えてきています。東京や京都ではマンションの部屋を多数購入し、中国人観光客を相手に格安でホテル代わりに貸し出していて問題になっているニュースも結構報道されていましたね。こうしたタイプの民泊は、近隣住民とのトラブルや法律に反していたりとかなり問題視されています。

 

 

最近民泊が騒がれている理由

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今でこそ民泊ってワードはよく聞きますが、ちょっと前までは民泊って何?って感じだったと思います。この民泊というワードが最近特に世間に流通しているのには大きく分けて2つ理由があります。

 

2020年の東京オリンピック

1つ目の理由は2020年に開催される東京オリンピックです。オリンピック開催国では観光客が急激に増えますので、政府の予測だと、2020年には東京で宿泊施設が1万部屋も不足すると予想されています。そこで政府は宿泊施設不足問題を民泊で解決できないかと色々と今調整しているのです。

 

実は日本では、商業用の民泊は基本的に禁止されていて、有名なアーティストのコンサートやイベントで一時的に人が集中する場合等を除けばほとんどが容認されていませんでした。

 

それが今回オリンピックの問題解決案の一つとして、民泊が上がっているため、各自治体では条例変更などで対応しようと進めているので、ニュースで民泊が大きく取り上げられるようになったんですね。

 

そういえば、最近大田区で民泊に関する条例が変更されて、きちんと基準をクリアすれば民泊が正式に認められるようになりましたね。

 

訪日外国人観光客の増加

民泊が騒がれているもう1つの理由は近年の訪日外国人観光客の増加です。2008年の訪日外国人は約800万人でした。それから2012年まであまり変化はなかったのですが、2013年に急に1,000万人を超え、今もその数は年々上昇しています。

 

ちなみにオリンピックの東京開催が決まったのが2013年なので、オリンピックは訪日外国人増加の大きな要因になっている可能性は高いですね!

 

オリンピックイヤーの2020年には2,000万人を超えると予想されている訪日外国人ですが、既に予想を上回る勢いで増え続けている為、ホテルの部屋不足問題は都市部の間ではもう始まっています。

 

ホテルの空き具合を見る指標の一つに「ホテル稼働率」という指標があり、一般的に80%を超えると当日の予約はもちろん、事前の予約も取りづらくなると言われているのですが、東京では既に81%、大阪では90%を超えています。確かに出張で大阪行った時は本当にホテルが予約できなくて漫画喫茶で寝ました。

 

このままいくと何ヶ月も前から予約がびっしり埋まってしまう状況になり、訪日外国人に加え、国内旅行者にも大きな影響が出ますね。そこで各自治体が民泊の条例変更などで早めに対策をしようと動いているわけですね。

 

 

民泊は儲かるのか?

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こんなに今ホテル不足が騒がれていて、民泊が注目されているって事は「今始めたら儲かるんじゃね?」って思う方も多いですよね。僕も正直思いました。家買おうかすごい悩みました。(笑)って事で本当に一般人が民泊始めたら儲かるのか調べてみました。

 

民泊ビジネスの最大手はAirbnbというポータルサイトを全世界に展開しているアメリカの会社です。主に宿泊施設を提供しているオーナーと、宿泊先を探している人を繋ぐ場を提供しているサイトです。既に民泊のビジネス業界を牛耳っているので、外国はもちろん、日本でも民泊を既に始めた人の多くはAirbnbを利用しています。

 

実際にAirbnbで民泊を始めた人の中で儲かっている人は結構います。民泊は不動産やホテル運営に比べて始めやすいので一般人でも提供する家や部屋があれば誰でも運営できます。しかも、うまくいけば不動産やホテルよりも簡単に稼ぐ事ができ、副業で民泊をして年商500万円を超える利益を上げているオーナーも少なくないです。

 

さらに、不動産やホテル運営には運営コストが多くかかりますが、民泊であれば運営コストが少ない上、Airbnbの利用には月額料金がかからず、1泊あたりの収益の3%を成果報酬として支払うだけなので、リスクも最小限で個人でも安心して運営が可能です。

 

こうしてみてみるとメリットばかりですごく魅力的なビジネスに見えますが、もちろんデメリットも多々あります。その1つは宿泊者のマナーに関するものです。日本ではAirbnbを利用する多くの方は外国人が多く、訪日外国人も増加傾向にあるので、これからも民泊を利用する外国人旅行客はどんどん増えます。ただ、日本のマナーを知らない人も多いですし、ルールを守れないで破損や騒音、近隣住民とのトラブルが実際に既に報告されています。

 

さらに、民泊ビジネスはホテルや旅行業、不動産賃貸業等からすると、顧客を横取りされているライバルになるので、かなり反発が多いのも事実です。実際にまだ法律がきちんと整備されていなく、グレーな所で運営している人も多いですし、完全にブラックでも運営しているオーナーは既に何人か摘発されています。

 

今後法律整備が進んでいくと、今までグレーゾーンで稼いでいた人も運営自体ができなくなる可能性もあるので、出来るだけ法律については早めに情報を取得し、ホワイトな運営を心がける事が重要になってきてます。

 

 

まとめ

今世間で話題になっている民泊は今後オリンピックが近づくにつれてどんどんニュースに取り上げられていくでしょう。これから民泊を始めようと言う方は、住んでる場所によってルールが違いますし、勝手に始めたりすると摘発されて逮捕なんて事もあるので注意が必要です。

 

まずはどんどん変わってきている民泊のルールや人々の動きをしっかりと情報収集し、それに合わせて運営していかなければいけません。

 

民泊を利用される方も、違法で貸し出しをしている人はたくさんいるので、そう言ったリスクをきちんと理解した上でAirbnbを利用しましょう!

 

 

 

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