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日本も大麻(マリファナ)を合法化するべき?世界で進んでいる大麻非犯罪化、合法化の動き


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O Cannabis

 

どうも。よつぶです!!

 

前回「大麻に危険性は思ったほどないんだよ!」っていう下の記事を書いてみて、思いのほか自分の中で盛り上がってしまったので、前回の記事では書けなかった大麻の"合法化"について今回は書いてみたいと思います。

 

大麻(マリファナ)はタバコや酒よりも安全!日本人の知らない大麻の真実。

 

 

大麻は世界的に合法化の流れ

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たぶん知っている人も多いと思いますが、今世界では大麻の非犯罪化と合法化が流行っています。

 

ちなみに非犯罪化は法律では禁じているけれど、罰則がなくなるので逮捕されません。車のスピード違反とかが近いですね。前科とかつきませんもんね。

合法化は法律自体を変えてしまうので何も問題なくなることです。

 

非犯罪化している国はこちら。

  • ベルギー
  • ポルトガル
  • チェコ
  • ドイツ-ベルリン
  • ボリビア
  • スイス
  • オーストリア
  • クロアチア
  • エストニア
  • イタリア
  • ギリシャ
  • アルゼンチン
  • ウルグアイ
  • チリ
  • オーストラリア
  • コスタリカ
  • エクアドル
  • カンボジア 
  • ジャマイカ
  • メキシコ

 

合法化している国はこちら。

  • オランダ
  • アメリカ-ワシントン州
  • アメリカ-コロラド州
  • カナダ 
  • コロンビア
  • インド 
  • スペイン

 

 

非犯罪化している国はもっとありますが、多すぎたので少し省きました。

 

でもこんなにも多くの国が合法、非犯罪化しているって事は日本で言われているほど危険なわけありませんよね?

 

もちろん先進国も多く含まれています。アメリカが象徴的ですね。最近はあのワシントン州でさえも合法化されました。

 

こんだけOKされる大麻はそれだけメリットがあるってことです。

 

 

大麻合法化のメリット

大麻を非犯罪化、合法化するのには幾つかメリットがあります。そして今のところ、非犯罪化、合法化した国では良い結果が出ていると証明されています。

 

大麻のメリット1:医療用大麻

Medical Marijuana

 

医療用大麻」という言葉を最近耳にした人は多いんじゃないでしょうか?すでに欧米では多くの国で医療用大麻の合法化、実用化が進んでいます。

 

実は大麻には鎮痛作用、鎮静作用、食欲増進作用、催眠作用、眼圧の暖和、抗癌作用、

嘔吐の抑制などの効能があるんです。

この効能を見ると、何にでも効く万能薬みたいですよね。

 

なので、大麻が合法化された欧米では、医療用大麻を癌、HIV、アルツハイマー、鬱病、強迫性障害、不眠症、てんかん、気管支喘息、帯状疱疹、多発性硬化症、クローン症、パーキンソン病などたくさんの病気の治療薬として利用されているんです。

 

癌に関して言えば、腫瘍抑制、縮小を促進する効果があるので、手術不能で抗癌剤も効かない患者にも効果があると証明されています。

 

さらに、抗癌剤の治療、癌の痛み、HIVの痛みで苦しみ弱っている人には、鎮痛作用、食欲増進作用のある医療用大麻がかなり効果的だそうです。

 

しかも、医療用大麻にはほとんど副作用がないというメリットもあります。若干吐き気が起こる人がいると言われていますが、それもかなりの少数です。嘔吐の抑制効果もありますしね。

 

現に日本でも肝臓癌の末期で医者も諦ていた山本さんと言う人が、医療用大麻を最後の望みとして、自宅で栽培、利用したところ、癌が縮小し、回復の傾向にあったのに逮捕されたという「山本医療大麻裁判」がありました。

 

www.taimasou.jp

 

詳細は上のリンク先に書いていますが、あのまま大麻の利用を続けていたら助かったかもしれない山本さんは逮捕され、大麻の使用ができなくなり、2016年7月に死去されました。

 

外国でも効果が認められ、実験でも危険性はないと証明されているのにも関わらず、助けられるかもしれない人を助けられない日本の法律、社会はどうなのかと思わされますね。

 

この事件をもっと公にして、日本でも大麻(マリファナ)の合法化、非犯罪化について議論すべきだと思います。

 

大麻のメリット2:大麻税とコントロール

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信じられないかもしれませんが、大麻を非犯罪化、合法化することが経済的だという主張があります。

 

まず、大麻を解禁することにより、大麻を取り締まる経費の削減になります。そして大麻を薬局などで正式に販売し、大麻税をかけることによって国や州に税金が入ることになります。

 

これだけでだいぶ税金の節約と増税になりますよね。

 

そして、その税金を今度は依存者の医療施設などに回せば全体で大麻に苦しむ人も減らすことができます

 

実際にポルトガルでは、大麻を非犯罪化したことにより、大麻依存者を逮捕せず、医療施設へ案内することにより、全体の大麻依存者や利用者が減少したそうです。

 

さらに薬局や大麻ストアでの販売に年齢制限をつけることによって若者の大麻利用も減少したそうです。

 

このように視点を変えて考えてみると、大麻の体への影響だけでなく、大麻の合法化は経済や生活環境などにもメリットがあるんですね。

 

大麻のメリット3:犯罪組織の弱小化 

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大麻を違法にしてもやる人はやります。利用者0は不可能です。そして違法な中で大麻や他の薬物を流通させているのはマフィアなどの犯罪者集団です。欧米では大麻の裏での販売はマフィアの大きな収入源となっていました。

 

なので、大麻を正式に薬局などで売ることにより、犯罪組織の収入源を絶つことができます。普通に考えて薬局に大麻が売っているならわざわざ裏で買ったりはしませんよね?

 

こうして収入源を絶たれた犯罪組織は弱体化し、大きな悪さができなくなるので、大麻合法化は社会的にも大きなメリットがあるということです。

 

大麻のメリット4:安心安全な大麻

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そもそも大麻は自然由来で危険が少ないというのは前回の記事で紹介しましたが、それは本物のちゃんとした大麻の場合です。

 

ちょっと前に日本では、合法ハーブや、危険ドラッグが流行っていましたよね?あれは、大麻のような効果がありますが、中身は大麻ではなく、体に害のある悪い成分です。

 

犯罪から逃れるために、害の強いああいったものが出回るくらいなら、一番安全な大麻を正式に販売した方が危険は少ないでしょう。

 

さらに言えば今裏で売られている大麻も100%安全かなんてわかりません。裏組織が手に入れて作ったものなので、コスト削減のために変なものを混ぜている可能性もあるし、鮮度も悪い可能性も大いにあります。

 

でもそれを徹底的に管理して、安全なものだけを売れるようにできれば今よりも害はなくなるというメリットもあるということです。

 

 

大麻合法化反対の理由

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大麻のイメージ、先入観など、日本でなかなか合法化が叫ばれない理由は多々ありますが、ライバル業界の反発も強いと思います。

 

タバコとアルコールについては、大麻が販売されると恐らく使用量が減るので合法化には反対をしているでしょう。特に大麻の方がタバコと酒よりも安全というデータがあるからなおさらです。

 

さらに意外にも薬業界も大麻販売には反対なんです。アメリカでは、大麻が薬局で売られるようになってから、鬱用の薬、鎮痛剤、睡眠薬などの薬の売り上げが大幅に下がったそうです。

 

やはり医療用大麻の万能薬ぶりに他の薬の必要性がなくなってしまうんですね。でも睡眠薬や鎮痛剤なんかは特に副作用が強いので、大麻で代用できるなら体に与える影響は少なくなりますよね。

 

やっぱり人体に害があるかどうかだけの議論ではなかなか合法化を決められないんですね。でも人体や社会的影響ではなく、お金の関係で救える命を救えなかったりするのは良くないなと思います。 

 

 

まとめ

ということで、前回更新した「大麻の安全性」の記事に加え、大麻の合法化のメリットを色々と紹介してきましたが、やっぱり日本は合法化の議論や一般人への情報など色々遅れてるなって思います。

 

大麻に限らず政治や医療、社会制度など日本は色々な部分で外国から遅れをとっていると思います。

 

今後日本がデフレを奪回して経済および、国力を強くする上では外国よりも先に行けることが重要なんじゃないかと思います。

 

とは言っても今の日本で大麻をいきなり合法にしたら反発とパニックは免れないと思います。なので、まずは大麻の安全性や海外での動き、メリットなどをもっと専門家や政府からメディアを通じて国民に訴えていく必要があるんじゃないかと思います。

 

そしてまずは大麻解禁特区を作って実験も兼ねて解放してみるのもありなんじゃないかと僕は思います。そこでは最初は医療用大麻のみを扱い、癌やHIVなどの辛い病気の治療に役立ててもらえればと思います。

 

もっと詳しく知りたい方は書籍もどうぞ。

 

 

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