意外と方言や訛りが強い北海道の田舎弁を紹介してみる
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どうも、北海道の田舎町に生まれて、今も住んでいるよつぶです。
北海道って日本の標準語って言われるくらい言葉が綺麗ってよく言われますよね?東京とかの方が色んな人がいて言葉が変とかってよく言われています。
確かに札幌に行くと、かなり言葉は綺麗な人が多いです。「なまら」って使う以外はほぼ標準語なんじゃないでしょうか?
ただし、これは札幌の話で、他の町に行ってみると全然綺麗じゃないんです。北海道の田舎の町はめっちゃ訛ってます。特に漁師町なんかは。
そこで、北海道の田舎町でもあり、漁師町でもある町に住んでいる僕が、北海道の田舎町の方言をいくつか紹介していこうと思います。
北海道の田舎の方言:名詞編
じぇんこ→お金
まずは「じぇんこ」です。他にも「ぜんこ」や「ぜに」、「だら」とか呼び方は多々ありますが、意味は「お金」という意味です。
使い方としては、飲みの誘いに『じぇんこ(お金)ないから行けない』といったように、気軽に「お金」の代わりに使います。
北海道の田舎だと若い人でも使っている人はたくさんいる方言なので覚えておきましょう。
わらす→子供
「わらす」は「子供」という意味です。田舎では年配の人と話すときは大抵『どこどこのわらす(子供)』といった話になるので、そういったシーンでよく使います。
わらしゃんど→子供(複数形)
「わらしゃんど」は「わらす」の複数形になります。日本語なのに単語に複数形があるって面白いですよね。
使い方は「わらす」と同じで、『お前の家はわらしゃんど(子供たち)何人いるの?』といったように、子供の数を聞いたり話したりする時に使われます。
北海道の田舎の方言:動詞編
あわくう→急ぐ
「あわくう」は「急ぐ」という意味です。
『あの人あわくって(急いで)走って行ったよ』といった感じで日常生活でよく使います。
こさえる→作る
「こさえる」は何かを「作る」という意味で、『弁当をこさえる(作る)』みたいな使い方が多いです。
ちょす→いじる
「ちょす」は何かを「いじる」といった意味で使われます。
『車好きな友達は自分の車をよくちょしてる(いじっている)』といったように使います。
北海道の方言:形容詞編
はんかくさい→あほ
「はんかくさい」は「あほ」や「間抜け」、「どじ」などという意味です。
『あそこの息子ははんかくさい人ばっかりだね』みたいに、人をけなす時によく使います。怒る時にも使えます。
みったくない→みっともない
「みったくない」は「みっともない」や「ブサイク」という意味で使われます。
『あそこの娘はみったくない(ブサイク)顔しているね』といった感じで、これも人をけなす悪口として使われます。
ゆるくない→楽じゃない
「ゆるくない」は仕事や勉強や環境などが「楽でなはい」、「辛い」といった意味で使われます。
『漁師の仕事はゆるくない(楽ではない)』といったように、何かが辛い時の表現として使われます。
せわしない→落ち着きがない
「せわしない」は「落ち着きがない」という意味です。
『あの人はいつもせわしない(落ち着きがない)』といったように使います。
まとめ
以上が北海道の田舎で主に使われている方言です。札幌などではもうほとんど使われていないかもしれないですが、田舎に行くとまだまだ若くても使ったいる人は多いです。
ただ、もしかすると東北地方とかでも全然使われているかもしれないですね。北海道の田舎に住んでいるとそもそもどの言葉が鈍っていて、どの言葉がここの方言なのかって中々区別がつかないです。
ただ、東京に行ったり札幌に行くとよく通じない単語があったり、『なまってるね』って言われたりするので、少し意識するようになってきました。
北海道の札幌以外の町に行く場合は是非今回紹介した方言を覚えて積極的に使って行って欲しいです!
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