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D・カーネギーの「人を動かす」から学ぶマネジメント術


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どうもよつぶです。

この前本屋でふと見かけた本「人を動かす」がかなり面白く勉強にもなったので、今後簡単に見直せる様にメモ形式でブログにまとめてみようと思います。

 

 

 

最近すごく思っていたのが、人を説得したり行動させたりするのって難しいなって事です。

 

友達の悪い習慣を辞めさせたり、彼女に新しい趣味を進めたりと中々言葉で言っても論理的に攻めても通じないものです。

 

そこで衝動買いしたD・カーネギーの「人を動かす」を読んだら、その解決法がたくさん書いていたので軽く感動を覚えました。

 

当たり前だけどほとんどの人ができていない事が多く、これを全てできるようになるには常に意識しなくてはいけないと思いました。

 

「人を動かす」方法は、職場や友人、家族との人間関係など生活の中で知っておいたら得する事間違いなしです。特に会社の営業や部下のマネジメントで上手くいっていない人、もっと向上したい人にはオススメの本です。

 

 

人を動かす方法

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批判や非難はしない

仕事でミスをした人や犯罪を犯してしまった人にも大抵は理由があります。それを頭ごなしに責めても聞く耳を持ってもらえないものです。まずは何故そうなったかを理解してあげる事が大事です。

 

重要感を持たせる

人は自分がいかに重要か、価値のある人間かを証明する事に必死です。なので、それをこちらから指摘してあげる事でその人の態度は一変します。

 

相手の立場で考える

ほとんどの人が知ってはいるけどできていない事。自分が求める事だけ言っても相手は動いてくれないので、相手の立場で考え相手の求めている事を見極める必要があります。それができたら、相手に行動させる欲求を引き起こす事が可能です。

 

 

人に好かれる方法

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相手に関心を寄せる

自分に関心を持ってもらうには、まず先に相手に関心を持つ必要があります。興味や関心のある事を見つける事に力を入れて、それを相手に伝える事が大事です。

 

笑顔で接する

笑顔で接する事で、自分はもちろん相手も幸せな気分にさせる事ができます。電話でも笑顔の人と笑顔じゃない人の声のトーンが全然変わるので、笑顔が与える力は侮れないですね。

 

聞き手に徹する

人は自分の話に一番興味を持っています。なので自分の話ばかりするのではなく、相手の話に興味を持ち、聞き上手になる事が重要です。

 

相手の関心を見抜く

人は自分が関心のある話をするのが大好きです。なので、相手の最も関心のある事を見抜き、その話題を中心に話をする事で好印象を与える事ができます。

 

心から褒める

人は褒められる事に飢えています。逆に自分の自慢話などしてしまうと好感度が下がるだけです。ただし、お世辞で適当に褒めると大体ばれるので、相手の良い所を見つけ出して、心から褒めてあげる事が大事です。

 

 

人を説得する方法

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 議論を避ける

人は議論に負けても意見を曲げない場合があります。どんなに論理的に負かされても、プライドが傷つくだけでお互いにプラスになる事はないんです。

相手の意見が気に食わない場合は、少しでも賛同できる場所を探して指摘する。そして時には相手に譲る事も人を説得するコツです。

 

間違いを指摘しない

人は間違いを直接指摘されたら大抵気分が悪くなります。なので、直接指摘するのではなく、間接的に教えてあげて、その人が自分で気付いてあげられるようにするのが重要です。

 

間違いを認める

自分が間違っていた場合、相手から指摘される前に自分から間違えを認める事が大事です。そうすると相手は指摘できなくなるので、逆にフォローしてくれたりします。

日本人には特に多いですが、人は相手が自己否定するとついついフォローしてしまう傾向があります。

 

穏やかに話す

自分の怒りなどの感情をそのまま相手にぶつけても、相手には何も残らず、ただただ守りを固められるだけです。逆にどんな状況でも穏やかに話せば、自分の怒りも収まり相手とも冷静にしっかり話す事ができます。

 

「イエス」と答えられるように尋ねる

人は心理学的に、たくさん「イエス」を連発した後は「イエス」と言いやすい傾向にあります。これは営業の場でもよくつかわれている手法なので、他のビジネスシーンでも効果はあります。

 

喋らせる

説得したい時こそ自分ではなく相手に喋らせる必要があります。相手は聞くよりもしゃべる方が気持ちよくなるので、十分喋った後の方が人の話を聞いてくれます。

 

思いつかせる

人は指示された事をやる時よりも自分で考えた事をやる時の方がやる気が出ます。なので、遠回りにヒントをあげて、自分で思いつかせてあげましょう。

 

人の身になる

自分が間違っていないと思っている相手を説得するのは難しいです。まずは、相手の身になって考え、なぜ相手がそう思っているのかを模索する事が必要です。

 

同情を寄せる

相手に同情をしている事を伝えると相手は自分に甘くなります。

あなたがそう思うのはもっともです。もし私があなただったら、やはり、そう思うでしょう。

 このフレーズをまず使ってから要件に入るとかなり効果的です。

 

 

美しい信条に呼びかける

相手を「立派な紳士だ」と褒めたて、「そんな人ならこうするだろう」と訴えます。そうすると相手は褒められた立派な紳士になろうと努めてくれます。

 

演出を考える

説得するときは言葉だけでなく演出によって効果が倍増する場合があります。よく外国でプロポーズする時に花束を持ってひざまずきますが、これは演出の効果があるからです。

 

対抗意識を与える

人は争うのが好きで、負けたくないと言う感情が強いです。ライバルと争える環境を与えてあげるとパフォーマンスが向上するのはビジネスやスポーツでもよく言われていますよね。

 

 

人を変える方法

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まず褒める

褒められた人は気分がよくなり、少しばかりきつい指摘でも素直に受け入れやすくなります。日頃から人の長所を見つけられるようになれば得ですね。

 

遠回しに注意をする

人は誰しも間違いを犯します。それをそのまま注意しても中々治らなかったり、気分を害したりしてしまいます。

そこで、遠回しにふんわり指摘する事で気持ちよく態度や行動を改めてもらえます。

 

自分のミスを話す

自分のミスを話して自分を下に下げた後に注意をすると相手は気分を害さないで受け取ってくれます。

 

命令はしない

いくら目上で役職が上の人からでも、命令をされると気分はよくありません。まずは自分の意見を伝え、相手にどう思うか聞くのが一番です。

 

顔を立てる

人前で部下を怒ったりしたりしてはいけません。ただただプライドが傷つけられて、やる気をなくすだけでなんにもプラスになりません。代わりに、ミスをしたとしても、みんなの前で顔を立ててあげる事でもっと頑張ってくれます。

 

小さな事でも褒める

人は悪口を言うのは大好きだが、褒める事はあまりしないものです。心理学では、怒られるより、褒められる方が人の行動に影響が強い事が証明されています。小さな事でも褒める事でその人のやる気を引き出し、行動を変えさせる事もできます。

 

期待する

人は期待されるとそれに応えたくなる傾向があります。難しい仕事でも期待されると最大限のパフォーマンスを出して成功したという例は数多く存在します。

 

相手の能力を激励する

欠点を責められても人は大抵の場合落ち込みます。逆に激励することによって、欠点を長所に変えたり、長所をさらに伸ばしたりする事ができます。

 

喜んで協力させる

人は渋々協力させても続かないし、その場限りになってしまいます。そうではなく、相手の求めている事を見極め、喜んで協力させるように仕向ける事によって本当に人を変える事ができます。

 

 

まとめ

以上、たくさんの「人を動かす」方法を紹介してきました。実際の本では、その裏付けとなる理由や実際にこの方法で成功した例などをいくつも紹介されているので非常にイメーシしやすくわかりやすいです。

 

そして、半世紀以上も前に書かれたこの本が、今もまだたくさんの人の力になっていると言うから驚きです。

 

数々の自己啓発本が存在する現代の世の中で、こんなに長く人々に支持されていると言うことは、それがいかに人の役に立っているかを証明している事になります。

 

僕は将来何度もこの記事と本を読み直し、常に意識して生きて行けるようになりたいと思います。 

 

 

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