DaiGoの"メンタリズム"の真相が分かる本「これがメンタリズムです」
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どうも、よつぶです。
最近「モニタリング」なんかでよくメンタリストのDaiGo(ウィッシュじゃないよ)を見かけますが、彼のパフォーマンスは本当にすごいですよね!
複数の商品の中から観客が選んだものを簡単に当てちゃうっていう、マジックとは少し違ったパフォーマンスが人気を呼んでいます。
そんな時にたまたま図書館でDaiGoさんの本を見つけたので、借りて読んでみたらこれまた面白い!
今までメンタリズムとかメンタリストとか聞いてもなんとなく「心理学系の人なんだろな」くらいしか思ってませんでしたが、この本を読んで一気にメンタリズムと言う事が何かわかりました。
そして素直にメンタリズムは面白い!!と思ったので記事でシェアしようと思います。
メンタリズムとは何なのか?
本の中でDaiGoさんはメンタリズムをこう説明しています。
科学とロジックで超常現象再現する、それがメンタリズムです。
まずここでDaiGoさんは超常現象を完全否定しています。今まで超能力とか言われていたものは全てメンタリズムで再現及び解説ができるんだそうです。
確かに超能力として有名な「スプーン曲げ」をDaiGoさんは「フォーク」で再現し、本の中で原理を説明しています。
ただ、科学と言っているだけあって、DaiGoさんも心理学を中心に相当科学を勉強されたから今のパフォーマンスがあるんです。
「フォーク曲げ」も金属を学ぶ為に「物理学」、てこの原理を学ぶ為に「運動学」、そして、人を錯覚させる為に「心理学」を学んで出来るようになったそうです。
メンタリズムはマジックとは違う
メンタリズムって最近は良く聞くけど、ぶっちゃけマジックとの違いが分かってる人って少ないと思います。
でもDaiGoさんからすると、メンタリズムはマジックとは全然違くて、新しいパフォーマンスのジャンルなんだそうです。
マジックは基本的に種や仕掛けがあります。服の中にカードを忍び込ませていたり、見えない糸を使ったりと、基本的には物と技術です。なので、練習すればするだけ上手くなるのがマジックです。そしてマジックの目的の一つとして、相手を驚かす事があります。
メンタリズムも練習は必要ですが、心理学や他化学の入念な知識も必要となります。さらに、目的は相手を驚かせるよりも、信じ込ませる事に観点を置いてます。信じ込ませる事で一つだけのパフォーマンスではなく、様々なパフォーマンスにつなげる事ができます。
メンタリズムは失敗する
マジックは基本的には失敗はしないですよね?失敗してもテレビではほぼほぼオンエアはされないと思います。でもメンタリズムは失敗します。そして失敗も普通にテレビでオンエアされます。
ここもマジックとの大きな違いなんですが、DaiGoさんによると、失敗する事でパフォーマンスのリアリティとドキドキ感が増加するそうです。それがより、メンタリズムというパフォーマンスを面白くさせているんだそうです。
さらに、メンタリズムは失敗しても臨機応変に対応する事ができます。マジックの場合は「今からこうゆうマジックをします」と宣言してパフォーマンスをしますよね。そうすると失敗したら明らかにわかってしまいます。
メンタリズムの場合は何をやるかの宣言はしないので、失敗してもそれを相手に知られずに新たなパフォーマンスをしてあたかも成功したように見せる事が可能なんです!
特にメンタリズムは相手によって反応がバラバラなので、暗示を掛けにくかったり、表情や筋肉の動きを読みづらかったりします。マジックの場合は相手が誰でもやる事は変わらないで問題はありません。
なので、メンタリズムは相手によって手法を変えなければいけないので失敗する可能性もマジックに比べて倍増するって事ですね。
まとめ
ここでは詳しくは説明してませんが、「これがメンタリズムです」では、DaiGoさんの様々なパフォーマンスの詳しいやり方が記載されています。なので、恐らく練習を積み重ねれば僕でもできるものがたくさんありました。
パフォーマンスはどれも心理学的要素がたくさん詰まっていたので、大学時代に心理学を専攻していた僕としては非常に興味深いものばかりでした。
そして、読み進めてみるとメンタリズムはビジネスシーンや普段の生活に活かせる技術だとわかりました。パフォーマンスは相当練習や勉強が必要かもしれませんが、ちょっとした知識や技術は生活に活かしていけたらなと思わせてくれた本でした。
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